この自作関数が使用されている箇所
この自作関数は、シート「トレード記録」で、様々な計算処理を行ったデータの小数の位を「銘柄に応じて調整するため」に使用されています。
自作関数は Google apps script でできている
自作関数は、Googleスプレッドシートの「ツール/スクリプトエディタ」(上自図参照)から作成したり調整することができます。
スクリプトエディタでは Google apps script のプログラムを組むことができます。これは Excel でいうところのマクロのようなもので、自動で処理させたり、様々な Google のサービスと連携させたりすることができます。
RoundBySymbol() のコード
RoundBySymbol() は、以下のように使用します。
RoundBySymbol(_銘柄名_ ,_数値_)
「銘柄名」を指定し、その銘柄名に応じて「数値」に渡されたデータの小数の位を調整します。
この RoundBySymbol() は、以下のコードでできています。
function RoundBySymbol(symbol ,data) {
var roundN
= ~symbol.indexOf("JPY") ? 3
: ~symbol.indexOf("USD") || ~symbol.indexOf("CAD") || ~symbol.indexOf("VXX") ? 5
: 2
;
return CALC.roundN(data ,roundN); //data.toFixed(roundN);
}
とくに以下の箇所が重要で、コメントアウトのような意味があります。ここを調整することで、他の銘柄に対応することもできます。
// 変数「roundN」を宣言
var roundN
// 変数「symbol」に「JPY」が含まれる場合は「3」を返す
= ~symbol.indexOf("JPY") ? 3
// 「USD」「CAD」「VXX」のいずれかが含まれる場合は「5」を返す
: ~symbol.indexOf("USD") || ~symbol.indexOf("CAD") || symbol.indexOf("VXX") ? 5
// 上の条件を満たさないものはすべて「2」を返す
: 2
;
タカハシ / 7年目の兼業トレーダー
このブログの目的は、「学習の備忘録」と「アウトプットして理解を深めること」。「トレードで稼ぐために学んだこと」を徹底的に公開していきます。
元・日本料理の板前、現・金融畑のウェブ屋さん
保有資格:証券外務員1種、認定テクニカルアナリスト
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